シャンプーの仕方って??
お客様からよく聞くお悩み、疑問シリーズpart2【シャンプーの仕方】
今回はシャンプーの仕方についてお話させて頂きます。
とはいえ最近はテレビや雑誌等でやり方はだいたいの方が知っていると思うのでもう少し掘り下げてご説明させていただきますね。
①まず最初であって一番重要なすすぎです。
よく勘違いされがちなのがシャンプーで汚れを落とすので始めのすすぎは髪が濡れる程度でいいと思ってしまう事。
実はすすぎをしっかりとすることによって髪や頭皮の汚れは80%落とす事が出来るんです。(スタイリング剤等の条件により少し異なります)
工程としては最初にお湯の温度を43℃に設定して(少し熱めですが皮脂を溶かすのには最適な温度です)髪全体を濡らします。
次に頭皮を指の腹と爪の間のあたり(爪が頭皮に当たらないポジション)を使って頭全体をシャカシャカと擦っていきます。
そのときにシャワーのお湯は頭皮を掻いている指先にヒットさせるのが良いでしょう。
②次にシャンプーを手に取ります。汚れや毛量によって量が変わりますが大体の目安は胸くらいのロングが4プッシュ、鎖骨に付かないくらいのミディアムが2~3プッシュ、ショートは1プッシュくらいといったところです。
最初のすすぎを丁寧にしているとシャンプーの量は少なめで済みます。
シャンプー剤を少しのお湯になじませ、頭全体に付けていきます。(ロングやミディアムは頭皮に付けてから毛先になじませていきます)
全体に泡立てたらすすぎの時の指のポジションで頭全体を掻いていきます。1~2分くらいで充分ではないでしょうか。
この時に頭皮を両手で頭頂部に向かって引っ張る動作をしてあげるとヘッドスパの様な引き上げ効果も期待できます。
髪の長い方は毛先を優しく擦りあわせて洗うことも忘れずに。。。
③次にシャンプー剤のすすぎです。①のすすぎ方で丁寧に地肌からすすぎ、毛先にもシャワーを当ててとにかくしっかりめで流しましょう。
シャンプーの後にトリートメントを付けるので流し過ぎるということはありません。ただしこの時に毛先を強く擦りすぎるのは厳禁です。
④トリートメント剤を手に取って頭皮以外の中間から毛先になじませていきます。量の目安はシャンプーの時と同じです。
トリートメントの目的は毛先の補修ですので髪の根元や頭皮にはよほどの状態でない限りは付けなくても良いでしょう。
すすぎはざっくりめに毛先がキュキュッといわない程度を目安にしていくと良いでしょう。
補足ですがシャンプー剤というのはすすぎで落ちきらない油汚れを落とすものです。極端な言い方をすると、最初に充分なすすぎをして泡が全体にいきわたれば頭はきれいに洗えます。それだけすすぎって重要なんですね。
良く僕が例えるのがカレーを食べ終わった後のお皿洗いです。
今のシャンプーの感じとよく似ていると思いませんか??…お湯でおおまかな汚れを落としてから洗剤で油を落とす。。。
こんなイメージを持ってシャンプーしていただけると分かりやすいかと思います。
…と長々と書かせていただきましたが要点をまとめるとこんな感じです。
最初のすすぎを熱めのお湯でしっかりすすいでシャンプーはほぼマッサージ感覚、トリートメントは毛先中心に付けてすすぎ過ぎない。
少しでもお役に立てれば幸いです。
次はどんなお話にしようかな(笑)
2014年2月24日